カテゴリ:Tetsuya UMEDA( 2 )

2012年 01月 11日
神戸と大阪のうめだくん the 2 exhibitions of UMEDA
今日友人と梅田哲也くんというアーティストのことをちょっと話しました。何を話したかというと、梅田くんが昨年末に神戸アートビレッジセンターで開催した『大きなことを小さくみせる』と大阪のBreaker Project主催で西成の新福寿荘という場所で開催した『小さなものが大きくみえる』のふたつの展覧会についてです。いや、正確にはこれらの展覧会をみて、結局梅田くんの面白いところってどういうところなんだろうかって話をしたんです。

I just write about a japanese visual sound artist & performer Tetsuya Umeda and how I enjoyed his work. Sorry, It's only written in japanese. Anyway, his work his so nice, so please chek his website out. Also you can watch his performance through youtube etc.
(ie)
http://www.youtube.com/watch?v=VPAlBMKZtbg

個人的に、梅田くんは今の日本の中でトップレベルで面白いアーティストのひとりだなと思っています。でも、どこが面白いんだろうと聞かれると、なかなか簡潔には言えないんですよね。って、職業的にそんなこと言ってていいのかは、まあ棚に上げておいてください。
梅田くんの展示作品は、すごく鑑賞する人数を制限するものだと思います。与えられた場所の状況やシステムをとてもポジティブにハッキングしていき、観客だけでなく主催者側もそのハッキング自体を素直に受け入れてしまう構造をつくりだすのはほんとにいいなと思います。ただ、こういう仕掛けを楽しむにはどう考えても鑑賞人数の限界があって、でも彼の展示がすばらしいところはその鑑賞人数を限界値以内に非常に巧みにコントロールしてしまうところにもあると思うんですよね、おそらく。梅田作品に対峙するとき鑑賞者はいつも、自然とその作品に対する解像度を高めるよう仕向けられます。
例えば神戸アートビレッジセンターの展示では、観客はいきなり真っ暗な部屋に閉じ込められて不安になり、一生懸命みえるものを探します。すると、それに答えるかのようにどこかにうっすらと頼りない感じで動いたり光ったり音を発したりする存在がみえてきます。この時点で、既に鑑賞者は完全にその世界に引っぱり込まれています。なにかひとつ見えると、他には何があるのか、どんなことが起こるのか、ひとつひとつ解明したくなってその場に静かに佇んでいると、少しずつ様々なものが見えてきます。そのどれもがなんらかの動きを持っていて、それがまたいい動きで絶妙な展開があって、そういうものを追っていると、これらが時間軸に沿うかたちですごく丁寧に構成されていて、完全に彼の音楽家としての世界にどっぷり浸かっているということに気付くわけです。この視覚芸術と、音楽と、劇場(パフォーマンス)の全てが混在して存在するところがひとつの魅力ではあるんだけれど、それ以上に最初になにかしら不安を与えることが、実は彼の作品の大きなポイントなのかもしれないなと思ったりします。不安さというか、不穏さという導入によってその作品に深く引き込まれていくんです。
友人は、「梅田くんの作品はひとつひとつの動きが弱々しく頼りない感じの中でがんばってるように見えて、それを見ると観客もなんかがんばろうという気になって色々注意する結果、それであの世界に引き込まれていく。鑑賞者が彼の作品に対峙するとすごくがんばるんだ」というようなことを言っていました。これもやはり何らかの不安が導く鑑賞態度かもしれません。ただ、その不安の先にある感覚が非常に心地よいんですよね。
しかしながら、もしこれが大人数の人が一同に鑑賞する巨大な美術館のグループ展で展開されたらどうなるんでしょうか?どうやって観客をスルーさせないで引き込むんだろうか、あるいはそもそも彼は少人数しか一度に作品空間に入れないような仕掛けをつくっちゃうんでしょうか?僕が彼と一緒に仕事をしたときは、そんな大人数のことを考える必要はなかったので、どっぷり彼の世界で展開できたわけですが、国立美術館のようなところで梅田くんが展示するとしたら、どんなものができるんでしょうねえ。そういえばいつも彼の作品を鑑賞するときはどんなに多くても最大10〜20人くらいだなあなんてことを思いながら、色々話しつつ考えてました。あ、ライブは別ですよ、もちろん。

あまり大した話じゃなかったですが、如何に彼の展示を楽しんでるんだろうかということに、ふと想いを巡らせたわけです。
いずれにしても、神戸の地下のシアターの展示は僕は完全に彼の世界に引き込まれ、長い時間を非常に集中して楽しませてもらいました。いやあ、いい展示だったなあ。ちょっと彼はすごいと驚かされました。そして、西成も本当に彼らしく細やかで小さな笑いや驚きもあって、あれを実現させてスタッフの人たちの丁寧な仕事も見えてきて、いい作品経験でした。ほんとにありがとうございます。今後も楽しみにしています、勝手に。
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by midoriartcenter | 2012-01-11 02:34 | Tetsuya UMEDA
2010年 03月 28日
梅田哲也オープニングパフォーマンス / Tetsuya UMEDA opening performance
下道基行個展「RIDER HOUSE」のオープニングにて、acacでワークショップ&個展を開催中の梅田哲也さんがライブパフォーマンスを披露してくれました。かなり難しい会場でしたが、一瞬で彼のライブ空間の空気をつくりだし、観客全員が釘付けになる素敵なパフォーマンスでした。
当日の様子をビデオでアップしてます。ちなみにiphoneを最初縦にして10秒ほど撮影した後横向きにしたら映像が回転してしまいました。見づらいかな?まあ、MACのパフォーマンスだしいいよね??
津田道子さんのご協力により、ばっちり訂正しました!!
ありがとう津田さん。

Tetsuya UMEDA, an artist invited to ACAC for the workshop and exhibition, performed for the opening of Motoyuki SHITAMICHI solo exhibition "RIDER HOUSE". MAC is not fit so much for sound perfomance, but UMEDA made relax atmosphere and good sound space. His noise sound performance was amazing.
I uploaded the video of his performance. I shot this movie by my iphone and at first I put camera up side turn to left, and then change exact direction. So the movie is shown left side up, sorry...
I uploaded the movie again in better condition by the help of Michiko TSUDA. Thanks Michiko.


と言うことで、パフォーマンスの様子です。 / performance document video no edit.


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by midoriartcenter | 2010-03-28 12:43 | Tetsuya UMEDA