2010年 11月 05日
アルカパ
記念の石は建てないがいい ただ年毎に
薔薇の花を彼のために咲かせるがいい
なぜならそれはオルフォイス あれやこれやのなかの
彼の変身なのだ ほかの名前を

私たちは苦しんで求めることはない 歌うものがあるとき
それは必ずオルフォイスだ 彼は来て行く
時たま彼が二三日 薔薇の花より生き永えるとき
それはもう大したことではなかろうか?

『リルケ詩集』富士川英郎・訳/新潮文庫



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by midoriartcenter | 2010-11-05 17:05 | Tomomitsu TADA


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